黒埼七緒 非公式ブログ。

プロ雀士兼デレマスPの気ままなブログです。

宮崎最強プロ雀士の思考。vol.1

黒埼です。

 

しばらくブログを書けてませんでした。すいません。

特に書き残したくなるような面白い対局が全然なかったので、執筆するモチベがありませんでした。(勝敗関係なく)

 

まあしばらくは面白い対局が出てこなさそうなので、今回は自身の麻雀の思考について整理しつつ、自身でも悩んだ局面等についておさらいして以降かなと思います。

 

一応ルールは全て日本プロ麻雀協会公式ルール

・25000持ち30000返しの50-10-▲10-▲30

・一発裏ドラ有り、赤ドラ無し

です。

 

タイトルについては、大袈裟ではないとは思います笑

 

早速、局面ドン

①親立直vs役無しドラ無し愚形

 

第2期前期天照リーグ 第4節からの実戦譜です。

現状南1局で僅差の4着目、そして5巡目に親立直を受けている状況です。

立直を受けた段階から現物がなく、一発目の⑨も序盤に切られた⑧の外側、發は自摸切り、⑥は手詰まり故のプッシュ。⑨が通せている分、1スジ勝負の一打ですね。③は愚形放銃の可能性が全然あるのと、⑧切りで間⑥は否定できます。

現物1を合わせてイーシャンテン、安全度の高い牌は現物の八、自身で通した⑥、中スジの⑤くらいで、オリきれるかどうかも定かではない状況でした。

そこに⑦自摸。3を切れば聴牌ではあるが、押し引きを決める3要素(先手or後手/良形or愚形/高打点or低打点)では全て引きの判断になりうる手です。

聴牌形としては最悪の形です。後手・愚形・低打点。

 

ここから何を選択したか。

 

3切り立直を選択しました。

理由としては、以下の要因

①これ以上手替わりを待ちようが無い手であること

②迂回するにしても、3の1スジ勝負or89の2スジ勝負になり、迂回する方が放銃率が上がること

③親の立直を躱す手段として、自身の和了が選択肢として加わったこと

 

以上の理由から追いかけ立直に踏み切りました。

もちろん親立直への放銃は覚悟の上ですが、個人的にも良い踏み込みができたかなぁと思います。

 

結果は、先制立直の親が一発で7をキャッチし、自分に放銃。

裏ドラは乗らず、立直一発の最低打点、2600点の和了でした。

 

 

②どうやって打点を作る?

先ほどと同じく、天照リーグからの実戦譜です。

3巡目に早くもイーシャンテンとなる三ツモ。

打牌候補は3種(実質4種)。

さて、打牌候補はどれでしょうか。

 

 

 

個人的に考えた選択肢は以下

・三四両面ターツ払い

・6

・⑦

 

ここから絞り込みとして、巡目や自身の手牌の打点・形・ポテンシャルを総合的に判断して決めていくわけです。

ここでは、打三(自摸切り)としましたが、

 

正直打6が正着だったように思います。さすがに両面ターツ払いはやりすぎ。

 

まず、上記の手牌、ドラもないし雀頭が役牌で平和もつかない、まっすぐストレートに進めるなら打⑦or打6or打9なんですが、

もしこれがドラ中とかだとしたら打⑦かなと思います。中ポンに備えて69待ちノベタンも選択肢になってくるので。

 

個人的に禁忌択は⑦、打点無いのに9枚中7枚揃えている三色同順を見切るのは、⑧とか⑨引いたときに強く出れなくなるので、

 

実戦で6を残したのは、三色同順以外にも、一気通貫の選択肢もあったので。

打三にするなら打四が良かったというのも反省。チャンタも可能性はゼロじゃなかったのでね・・・。

 

基本的に手組みは、打点があるなら速度をフォロー、打点が無いなら打点をつけるが基本で考えるといいでしょう。何切る問題の考え方も割とこれがベースになってます。(立直+2翻、副露なら3翻を目安に考えるといいと思います。)

 

 

③ドラ3時の立直判断

※河は割愛しました。

一応これも実戦譜です。今回は天照リーグ第3節より

トップ目の親番で以下の手を聴牌しました。

親番とかはこの際置いといて、

役ありドラ3の聴牌です。

立直しますか、黙聴にしますか。

 

個人的見解ですが、親番だろうがそうでなかろうが、黙聴が基本になると思います。

役無しなら立直です。

 

理由は単純

4枚しかないドラのうち3枚を自分が使っている

すなわち、相手3人のうち最低2人はドラ無し、つまり押し返しをせずにオリる可能性が非常に高いので、和了期待度がかなり下がる。

というのが理由です。

まあ聴牌をばらさずに加点を狙う(ひょっこり出てくる可能性を狙う)って考えでしょうか。

ドラについての考え方は、自身が何枚持っているか、その場合相手3人が何枚持っているかってのも重要な押し引き要素になります。

もし立直が来ていたら、追いかけ立直も全然あり。一人ノーガード宣言してるんで、和了率もそこまで下がらないはず。知らんけど。とりあえず先制立直は打たないです。

 

とまあ、今回は3局面で勘弁してやらぁ!!(ネタ切れ)

 

黒埼七緒の次回作にご期待ください。(打ち切りではない)